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よくあるご質問をQ&A形式でまとめました。

ご葬儀に関する基本的な知識や素朴な疑問から、実際にご葬儀を執り行う際に知っておくべき情報を

簡単に質問・回答のかたちで説明しております。

よくあるご質問をQ&A形式でまとめました。ご葬儀に関する基本的な知識や素朴な疑問から、実際にご葬儀を執り行う際に知っておくべき情報を簡単に質問・回答のかたちで説明しております。

お葬式とは

  • いのちのつながり、バトンタツチとは?
    すべてのいのちは、個体としては永遠ではありません。人間のいのちもそうです。どんなに長く生きたとしても150年くらいが限界であろうと言われています。でも個体としてはそうですが、いのちの系譜はとても長く、現在のヒトが誕生して以来約10万年、それ以前からの系譜は数十億年前にさかのぼります。この間にいのちは個体としては死と誕生を繰り返してきました。
    人間を他の動物と区別する一つが、死者を弔い、葬ることだと言われています。
    人間は一人では生きることができません。人間はその誕生の時から人と係わりあって生きてきたのです。親によって育てられ、社会の中で生き、うれしい時、夢中になる時、愛し、愛される時があり、しかし、ときには傷つき、失敗し、落胆することもあったでしょう。人の生き方はさまざまですが、人間同士が、お互いに支え、支えられてきました。そして死ぬ時は、家族はもとより、付き合った人たち、親戚、友人、地域の仲間、一緒に勤めた仲間などに惜しまれながら送られ、遺族や関係者には深い悲しみをもたらすのです。
    でも、残る人たちは、亡くなった人のことを深く思い、弔うことによって、その人の尊厳を守ろうとし、その人のいのちや想いを引き継いで、これからもいのちのバトンを大切につないでいこうとしています。
    このいのちを引き継ぐために行うのがお葬式なのだと思います。
  • お葬式をする意味は?
    人間は、古い昔から、身近な人を喪った時、その人が生き返ってほしいと願い、どうしても生き返らないと感じとった時には悲しみ、嘆き、そのご遺体にお別れを告げ、そして大切に葬ってきました。
    これはお葬式そのもののプロセスです。お葬式は「しなければならないもの」ではなく、人間として自然に営んだ、せざるを得ない行動だったと思うのです。
    民族や歴史、文化、宗教の違い、家族関係の違いなどにより、お葬式の執り行い方はさまざまです。しかし、共通することは、亡くなった人のことを深く思い、その人との大切な関係を心に刻み、深く悲しみ、鄭重に弔うということです。そして、家族はもとより、その人と人生を分け合った人たちが、一緒に心をこめて送り出し、葬ってきたということです。
    近年、「家族葬」が注目されています。「家族とごく親しい人々が充分に別れの時をもち、温かく見送る愛の溢れたお葬式」をしたい、ということで最初は選ばれていました。最近は、元々の意味とは違って「費用が安い、家族以外に知らせないで済む」という誤った認識もなされています。本来、いかなる人であっても、尊厳をもって葬られる権利があります。
    「家族葬」を選択された方が後悔することで多いのは、故人と親しくしていた人や当然通知すべき人に連絡がいかず、その方々が悔いを残し、また会葬できなかった人から葬儀後に問い合わせ、弔問が相次いだということです。また、「死亡した」という事実を隠すような結果になり、精神的な区切りが充分につけられないという危惧があることも指摘されています。
    悔いのないお葬式をしたいものです。
  • お葬式の悲しみとは?
    一緒に暮らした人、家族、友人が亡くなることを考えてみましょう。おそらく自分の一部がそがれ、削りとられたような、深くて鋭い傷みを感じるのではないでしょうか。
    自分にとって大切な人と死別することによって、自分も大切なものを喪うのです。それが悲しみ、嘆きとなって表れるのはとても自然なことなのです。人間としてごくあたりまえな感覚です。病気ではありません。
    側にいる人は「しっかりしてね」「泣かないで」「がんばって」など励ますのではなく、悲しみを静かに受けとめてあげましょう。
    しかし、中には睡眠障害に陥ったり、食欲不振になる人もいるので、周囲の人も気をつけてあげましょう。専門医に診てもらったほうがいいケースもあります。

いざという時に

  • 病院からご遺体が搬送される時は?
    事前に決めておいた葬儀社に電話をして、病院名・棟名、病室名、亡くなった本人の名前、家族の名前、病理解剖の有無(病理解剖がある場合、その時間待たなければいけません)、緊急連絡先の携帯電話番号等を知らせ、迎えに来てくれるよう依頼します。
    連絡を受けた葬儀社は寝台車を手配し、病室または霊安室に迎えに来ます。事前に、依頼する葬儀社を決めておくと安心です。また、遺体の搬送先を決める必要があります。最近、病院から直接、葬儀専門の会館や遺体保管所に搬送することがあります。しかし、可能ならば、いったんはご本人が暮らした場所である自宅に安置し、ご家族で亡くなった方と一晩ゆっくりとお別れのための時間をとる、ということも考えてみましょう。
  • 宗教者(僧侶、神職、神父、牧師)への連絡は?
    亡くなった人がどこかの寺院、神社、教会に属していた場合には、安置場所が決まり次第、その宗教者に連絡します。キリスト教会の神父や牧師は、危篤・臨終の場にも立ち会うことがあるので、連絡は早めに行います。
    仏教の場合には、必ず檀那寺(檀家となっている寺、お手次寺、菩提寺)に連絡し、死後できるだけ早く枕経をあげていただきます。枕経の時には、家族は普段着のままでかまいません。死者の枕辺に集まり、一緒にお勤めします。キリスト教の場合にも牧師や神父にお祈りをしていただきます。
    2007年(財)日本消費者協会調査によると、日本では宗教者に依頼して葬儀を行うのが最も多く89.5%、神道が3.2%、キリスト教が1.7%です。特定の宗教宗派によらない無宗教葬(自由葬)は3.4%です。
    宗教者にお願いして葬儀をしていただく場合、できるだけ事前に、お願いする宗教者を決めておくとよいでしょう。宗教者が生前の本人を知っているかどうかで宗教儀礼も大きく変わります。(檀那寺等がなく、宗教者を依頼したい場合は葬儀社が相談に応じます。)

お葬式の準備

  • 事前に考えておくことは?
    できれば葬儀社との打ち合わせの前に、ご家族でどういう葬儀がいいのか相談しておくといいでしょう。
    ①故人をどういう想いで送ってあげたいか
    これが最も大切なことです。
    ②宗教の確認
    仏教では「□□宗の△△寺の○○住職に頼みたい」などと具体的に決めておきましょう。
     無宗教葬も一つの選択肢ですが、家族の意見の一致が困難な場合があります。また、入ろうとしているお墓がお寺の境内墓地の場合、あくまで檀信徒用なので、納骨できないこともあります。
    ③どういう人に通知するか
    故人のためのお葬式ですから、故人が親しくしていた人たち、会社時代の仲間、サークルの仲間、地域の仲間など、と具体的に考えてみましょう。故人に来ていた年賀状などが参考になります。
    家族が想像する以上に、故人は広い豊かな人間関係を築いているものです。
    ④喪主を誰にするか
    「喪主」は遺族の代表者です。一般には配偶者や長子が務めるケースが多いです(但し、本人が事前に指定していた場合は、指定された人が喪主になります)。
    ⑤予算
    葬儀には香典という収入もあります。保険金もあります。事前に自己負担できる金額を決めておくといいでしょう。
    ⑥会場
    最近は、葬儀専門の会館、火葬場やお寺に付設された式場でのお葬式が多いです。しかし、キリスト教徒は教会で行うのが普通ですし、寺院の檀信徒(門徒)ならば、寺院というのも選択肢に入ります。また、故人が自宅で安らぐのがいちばん好きだった場合、自宅も有力な選択肢になっていいでしょう。
    ⑦遺影写真
    どういう写真を選ぶかは大切な作業です。希望すれば、式場等にメモリアルコーナーを作り、「思い出写真」を展示することもできます。思い出深い写真を多めに選んでおくといいでしょう。
    その他、故人のお名前の正確な文字、読み方、略歴も用意します。
  • 悔いのないお葬式にするための打ち合わせは?
    いい葬儀社の担当者であれば、まず具体的な打ち合わせに先立って、ご家族の意向に耳を傾け、確かめます。ご家族の意向を葬儀社がきちんと理解しないと、葬儀社からそのご家族に合った葬儀の提案もできません。お葬式というのは、それぞれのご家族で違って当然なのです。
    葬儀社の担当者は細かいところまでご家族に質問するでしょうし、また、ご家族は、わからないことはどんどん質問しましょう。一般の方で「お葬式のプロ」の人はいません。わからないことは恥ずかしいことではありません。大切なご家族の葬儀です。細部まで納得するまで話し合いをしましょう。
    喪主あるいは施主としてお葬式の運営に責任をもつ方は、打ち合わせのときは、最後まで、席にいてください。後から「知らなかった」と悔いを残すことがないように。

お葬式の実際

  • お葬式にかかわる費用の構成は?
    お葬式にかかわる費用は大きく分けると、①葬儀社経由で支払う費用、②宗教者へのお礼、③家族が直接支払う費用、の3つに分かれます(①については「葬儀社への支払い料金は?」で説明します)。
    ②の宗教者へのお礼は、目安については葬儀社が相談にのることもあるでしょうが、むしろ宗教者と直接お話をして、葬儀のお願いをし、お礼するものです。お願い、お礼もご家族が直接行いましょう。
    宗教者へのお礼は料金制ではありません。それぞれのご遺族の宗教者との関係や経済事情によっても異なります。それぞれが自分たちにできる精一杯のお礼をするのがいいでしょう。
    ちなみにお布施等の宗教者へのお礼には、水引のついた袋は用いずに、白封筒に入れて渡すのが通例です。お会いして直接の手渡しが原則です。かつては「寺参り」といい、葬儀の翌日にお寺に参ってお礼するのが正式とされていました。現在は、通夜や葬儀の前後にお渡しするなどさまざまです。地域習慣もあることから、葬儀担当者に相談するとよいでしょう。
    ③の家族が直接支払う費用は、親族の交通費、宿泊費、食費等で、そのご家族の事情によって変わり、葬儀社には関係しない費用です。おおよそ10~20万円は見込んでおくといいでしょう。
  • 葬儀社への支払い料金は?
    「お葬式にかかわる費用の構成は?」の①の葬儀社経由で支払う費用ですが、これは大きく4つの項目からなります。
    (1)基本項目
    自動車でいえば車の本体価格に相当します。車でも車種、用途、グレードによって価格が変わるのと同様に、葬儀でもプランによって変わります。
    (2)オプション費用
    それぞれが必要に応じて選ぶもの。自動車でいえばカーナビやサンルーフ等の特別仕様料金にあたるものです。
    (3)立替項目
    式場料、火葬料、霊柩車の運賃等、葬儀社が立て替えて支払う費用。
    (4)変動項目
    会葬者や会食への参加者数によって変動する費用。会葬返礼品、料理等の費用。
    葬儀社により(1)基本項目に含むものと(2)オプション項目になるものなど、内容が変わっていることがあります。(1)基本項目には、祭壇という基本的物品に加えて、さまざまな相談、案内、運営といった、葬儀に必要な人的サービスが含まれています。
  • 葬儀社は事前に見積書を発行してくれるか?
    事前に見積書を発行してくれない葬儀社なら、依頼しないで断わったほうが安全です。希望をはっきり話して、それに基づいた見積書を出してもらい検討しましょう。
    見積書の段階で確定しないのは、料理や返礼品という会葬者の数によって変動する費用です。見積書段階では「親族30名、その他参列者70名と事前に想定した場合の料金」で計上、「請求書」の段階で、実際の参列者数等により確定した金額になります。「見積もり」段階では、遺族の方が「全部でせいぜい50名くらい」といっていたのに、実際は200名くらい参列したという例も少なくありません。返礼品は、一般品の場合には使用した分の精算になっていますので、多めに予測しておいたほうが安全です。
    消費者アンケートを調べてみると、「思ったよりも高かった」原因の多くは「会葬者数が予想より多く、返礼品代などがかかった」というものです。
    会葬者数の予測では、家族だけで予測するのではなく、故人の親しかった人の意見も参考にして予測するとよいでしょう。
    しかし、お葬式には、「かかる費用」だけではなく、「収入」もあります。会葬者数が増えると総費用は高くなるのですが、香典も多くなり、むしろ遺族の「自己負担額」は少なくなります。
  • お葬式の日程、進め方は?
    お葬式の日程のとり方はさまざまです。
    また、地域慣習による違いもあります。北日本を中心に、葬儀に先立って火葬をする(先火葬、骨葬)地域があります。
    ①2日のケース
    死亡して24時間経過しないと一般には火葬することができませんので、最も短い日程です。死亡当日の夕方に通夜、翌日に葬儀して火葬。しかし、この日程はあまりお勧めできません。家族、親族、知人への連絡も難しいですし、慌しくて、亡くなった方としっかりお別れができないからです。
    ②3日または4日のケース
    亡くなった当日は近親者だけでお別れし、翌日夕方に通夜、3日目に葬儀。これが普通の日程です。しかし、火葬場の休みの日が入ったり、宗教者の予定がつかなかったり、関係者への連絡が滞り、1日延びて4日になることもしばしばあります。
    ③5日以上のケース
    季節によってはご遺体の保全が難しいところです。関東北部から北、新潟・長野・静岡・熊本の一部のように、先に火葬する場合には、遺骨は腐敗しないので、後はゆっくりと葬儀の日程がとれます(葬儀の前に火葬をするので「骨葬」といいます)。(また、エンバーミング(遺体衛生保全処置)をすれば、腐敗が進行せず、2週間程度はご遺体を安全かつ衛生的に保全できます。)
    ④その他のケース
    近親者だけで密葬(火葬)を行うことにより、本葬あるいはお別れ(の)会を、1ヵ月後でも自由に設定できます。
    社葬・団体葬など、広範囲な連絡を必要とし、準備に日程を必要とする場合にはこの方法をとります。
  • 香典、供花とそのお礼は?
    お葬式では親戚、関係者から香典、供花をいただきます。
    「香典」は、元来「香奠」と書き、「香を供える」という意味の言葉です。かつては地域の人が中心になって葬儀をしたので、近所の助け合い、相互扶助の意味で使われたこともあります。しかし、近所の方の場合にはお金よりも労働奉仕が多かったようです。
    香典や供花には、贈る人の、「亡くなった方を惜しみ、弔うことを、何かの形で表現したい」という想いがあります。金額は人によってそれぞれですが、こめられた弔意、託した想いは、感謝して受け取ることが大切です。お金の受け渡しというよりも、気持ちの受け渡しが大切な意味をもちます。
    お礼について、決まった形はありませんが、明治時代以降、香典にかぎらず贈答では、いただいた金額の3分の1(三分)~2分の1(半分)程度の品物でお礼をするという慣習があります。金額でお返しするのは、贈ってくださった方の気持ちを無にするといわれました。三十五日あるいは四十九日を期してお礼をするところもあります。「その場返し」といい、通夜や葬儀の当日にお返しするケースもあります。
    供花や供物をいただいた方へは葉書や手紙でお礼状を出しますが、葬儀直後は慌しいので、2週間後程度でいいでしょう。

お葬式の後に

  • 法事等の追悼儀礼は?
    法事等の葬儀後の追悼儀礼は、亡くなった方のことを覚え、感謝するという大切な意味があります。故人が家族、親戚、仲間にとってかけがえのない大切な存在であったことを思い起こし、今あるのは故人のおかげであると感謝し、故人の安寧を祈る時です。
    仏教では四十九日までは7日ごとに法事をします。地域や寺によっては僧侶が訪問してくれるところ、反対に遺族が寺に参ることもあります。一般に初七日は葬儀のすぐ後に来るからと、遺骨を迎える還骨法要に引き続いて行うケースも多いですが、地域や宗教者の考えで異なります。
    五七日の三十五日または七七日の四十九日には関係者を招いて法要・会食を行います。四十九日までは遺族は喪に服して、日常的な雑事には係わらず、喪に専念していいとされてきました。
    その後百か日、一周忌(1年後の命日)、三回忌(数えで計算するので、実際は2年目の命日、以下同)、七回忌、十三回忌、三十三回忌を特に大切にして法事が行われ、三十三回忌または五十回忌をもって弔い上げとします(十七回忌、二十三回忌、二十七回忌に法事をする例もあります)。
    法事には遺族以外は平服で参加してよく、遺族の場合も黒の喪服を着用するのは一般に一周忌または三回忌までの喪中にあるまでで、それ以降は平服でかまいません。
    神道では、五十日祭までは毎日朝夕に霊前日供の儀を行い、翌日祭(葬儀の翌日)、その後10日おきに霊前祭を五十日祭まで行います。一般に五十日祭の後に清祓いの儀を行い、これが済めば神棚の白紙を取り除き、神社への礼拝も元に復します。百日祭、一年祭と行い、その後は10年ごとに五十年祭まで行います。
    キリスト教では特に追悼儀礼は定められていません。カトリックでは「命日祭」、プロテスタントでは「記念会」と呼ばれることが多いようです。
    一般に死亡後に1年間が経過しない場合には、11月下旬から12月初旬に「喪中はがき」を出します。「喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます」という定型文があります。「ご遠慮申し上げます」を「年賀状を出さないでください」と誤解することがありますが、遺族から「本来は新年のご挨拶をすべきところですが、喪中にあるため新年のご挨拶は差し控えさせていただきます」という意味です。
    喪中はがきを出すのは、一般に、親(同居している場合の配偶者の親も)、配偶者、子どもとの死別の場合です。もし年賀状をいただいたときには1月15日を過ぎてから「寒中見舞」として挨拶をします。
私たちの誓い

~葬祭サービスを利用される皆様へ~

私たち全日本葬祭業協同組合連合会(以下、全葬連という)に所属する葬祭事業者(以下、事業者という)は、葬祭サービスをご提供するにあたり、以下に掲げることを明示してお約束し、ご利用される皆様に信頼され安心していただけるよう努めます。


1.故人およびご遺族のそれぞれの生き方、信仰、信条、価値観、意思を尊重し葬儀を行います。ご遺体に対しては敬意を払い、その尊厳を守るよう努めるとともに、ご遺族の悲嘆(グリーフ)の心情を深く配慮して葬儀を行います。


2.事業者は事前にサービス・商品ないよう、価格について、わかりやすく説明します。


3.事業者は、必要な情報を適正に提供し、必要な情報を作為的に隠したり、誤った情報を意図的に流したりして消費者の選択権を侵すことはしません。


4.価格表および見積書は、事前に提示し、同意を得るものとします。追加の必要が生じた場合にも、同意を得たうえで提供します。ご利用にあたってサービス、商品の選択権はご利用される皆様にあります。


5.葬儀施行後、費用をご請求するにあたっては、事前に提出した見積書と相違するところについては説明し、ご遺族の同意を得るものとします。


6.事業者は、サービスの提供あるいは斡旋において領収書を発行することのできない金額は請求しません。関連事業者等への心付けについては、ご遺族の自由意思によるものであり、ご遺族の意向を尊重します。心付けが地域の慣習・慣行となっている場合には、その旨を説明し、了承を得るものとします。


7.ご質問、あるいはご意見等があるときは、いつでも相談することができます。また、事業者はこれに誠実に対応します。


8.新型インフルエンザその他、感染症への対応が危惧されていますが、行政・医療機関等と連携し、その指導を受け対処します。感染症防御のために公衆衛生に配慮したご遺体の取り扱いを行いますので、ご理解、ご協力をお願いします。


9.事業者は、宗教宗派にのっとる葬儀では、当該宗教宗派の儀礼、意向を尊重し、これを侵害しません。


10.事業者は、葬儀を行うにあたり、刑法、墓地、埋葬等に関する法律、消費者契約法、個人情報保護法その他の関連法令を遵守します。故人ならびにご遺族のプライバシーを保障するとともに、宣伝・情報提供にあたり、景品表示法等に違反ないしは抵触するような表示を行いません。

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